東北大学加齢医学研究所 臨床腫瘍学分野 東北大学 腫瘍内科

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病診連携のお願い

腫瘍内科の領域では、まだ専門医が不足しており、多くの患者さんが遠方から通院しています。また、市内にお住まいであっても、高血圧症や糖尿病などの合併症をお持ちの場合が多くあります。さらに、抗がん治療中には副作用で食欲不振等があらわれ、点滴が必要となる場合もあります。そのような場合に、患者さんの身近にあるかかりつけ医として、地域の医療機関の先生方にご協力をお願いする場合がございます。

  • 患者さんが地域の先生方に元々かかりつけである場合、患者さんの居住地が遠方である場合、患者さんに併存疾患がある場合、地域の医療機関の先生方にかかりつけ医をお願いすることがございますが、がん治療につきましては当科が責任を持って行います。また、入院対応が必要になった場合、専門医の診察が必要となった場合は、もちろん当科の専門医が診療に当たりますのでご安心ください。
  • 腫瘍内科の専門医が不足しているため、すべての地域にお住まいの患者さんがその専門性の利益を受けることはできていない現状があります。我々は、できる限り地域の医療機関にその専門知識を伝搬し、地域の医療機関とのネットワークを構築し、地域全体のがん治療のレベルアップを目指しています。そのために研修やセミナー等の活動を行っております。セミナー等のお知らせはこちらをご覧ください。
  • 当科では地域の先生方との意見交換や交流を積極的に行い、より良い共同診療(地域連携)を目指しています。活動の一環としてニュースレターを発行し、情報発信を行っています。バックナンバーはこちらからご覧ください。
  • 2012年12月15日、2013年1月26日、2月23日「がん薬物療法地域連携チーム医療ワークショップ」を開催いたしました。

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